ウェビナーバナー_2022年1月13日
製造業の在庫管理における課題は、原材料、部品、仕掛品、完成品などの在庫のバランスを取ることで、特に仕掛品在庫の管理は難しく、欠品が発生すると生産ラインが停止し、機会損失が生じます。一方で、過剰に在庫を持つと、生産ラインの間で滞留しやすく、保管のコストや棚卸の負担が増してしまいます。また、新型コロナウイルス禍やウクライナ進行後に生じた部材不足の影響で調達のリードタイムが延びており、在庫を切り詰めるジャストインタイムから、有事に備えて在庫を積み増す企業が増えています。

昨今、在庫の適正化が難しくなる中で、担当者の経験や勘に頼った管理ではなく、データを活用することで、精度の高い在庫計画を立てることが可能となります。今回は、適正在庫コンサルティングを通じて、在庫を「財庫」に変える株式会社インフォグロースの米田慎一氏をお招きして、在庫適正化の要点を解説いただきます。

そして、適正在庫を実現する「財庫化プロセス」のはじめの一歩は、正確に在庫すること、つまり在庫の現状をリアルタイムに可視化することです。そこで活躍するのが、RFID(ICタグ)です。人手不足などの社会課題を背景に、RFIDは在庫・物品管理を圧倒的に効率化する技術として、アパレルだけではなく、製造現場にも採用され始めています。第二部では、RFIDを活用してどのように在庫データの取得を自動化して、適正在庫を実現するのか解説いたします。
 

 \ このような方におすすめです /

  • 在庫の適正化にお悩みの方
  • 在庫管理の業務負荷にお悩みの方
  • スマートファクトリーを推進されている方
  • 新たなデジタルソリューションを調査されている方

第一部 株式会社インフォグロース(20分)

在庫を「財庫」にする在庫最適化へのアプロ―チ

  • 適正在庫が会社や製造現場に与える好影響
  • 在庫を「財庫」にするポイント
  • 在庫最適化のためのデータ活用例
米田様-1

Speaker

米田 慎一 氏

株式会社インフォグロース 代表取締役

関⻄大学⼯学部を卒業後、準大手証券会社で株式などの取引システムや経理などの業務システムの開発・運用を経験。その後統計解析ソフトウェア販売会社に移り、大手の流通・小売・製造業の企業に対して、データに基づいた在庫計画や仕入計画を⽴案するソリューションの導入および業務コンサルティングを提供することで、在庫適正化による売上拡大と不要コスト削減を実現して企業成⻑に貢献。また外⾷産業のシステム部門責任者として企業経営に携わり、ITよる企業成⻑の推進も経験。

『在庫コンシェルジュ』として、企業の商品や部材の在庫に関する課題の相談を受け、その課題を解決することで棚卸の削減と営業利益率を向上させるための活動を実施。主な活動内容として、商品や部材を適切な在庫数で管理できる仕組み作りの⽀援、少しでも有利になる仕入・調達の実現に向けた⽀援、倉庫業務の効率化に向けた⽀援など。

第二部 RFルーカス株式会社(20分)

『RFIDによる在庫の可視化とスマートファクトリーの推進』

  • 製造業におけるRFIDの活用事例
  • RFIDの位置特定技術によるロケーション管理など新たな活用
  • RFID導入のポイントと注意点
浅野友行

Speaker

浅野 友行

RFルーカス株式会社 代表取締役社長

京都大学法学部卒。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院にてMBA取得。丸紅株式会社にて石油・天然ガスのトレードや海外の事業投資などに従事。4年間のカタール駐在経験あり。2017年7月に株式会社トライステージに入社。事業開発部グループマネージャーとしてM&Aをリードすると共に、投資先の取締役を兼任。2018年11月にRFルーカス株式会社に参画。


開催概要

 

タイトル    RFIDで在庫最適化するスマートファクトリーのすすめ


開催日時    2023年1月13日(金)11:00~12:00


開催場所    ウェブセミナー(ご来場の必要はございません)

        ZOOMウェビナーを利用予定(詳細はお申し込み後にご連絡させていただきます)


参加費     無料(要申込)


催行会社    RFルーカス株式会社


問合わせ先   RFルーカス株式会社

        TEL:03-6383-3981

        E-mail:info@rflocus.com